ナツダ
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元住宅営業マンのナツダです。住宅ローンの話をわかりやすく解説します。

住宅ローンを選ぶとき「金利とか団信とか、難しすぎる……どれを選べば?」と悩む方が多い。住宅ローン選びで失敗するとガク然とする金額の利息を余分に払うことになるので、悩んで当然だ。

じつは、モゲチェック住宅ローン診断(旧モゲレコ)という無料サービスを使うと、誰でも簡単に住宅ローンを選べるようになる。審査に通る確率も推定してくれるので、ムダな審査落ちも減るだろう。

本稿では、住宅ローン診断の評判や口コミ、そして実際に使ってみた感想をご紹介する。あなたも、住宅ローン診断で自分にピッタリの住宅ローンを見つけてみてはどうだろうか。

ナツダ
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「海外旅行1回分」くらいの利息が浮くかもしれませんよ。

モゲチェック住宅ローン診断(旧モゲレコ)の評判・口コミ

住宅ローン診断の使い心地は、どうなのだろうか?実際のところ、役に立つのだろうか?

結論から言うと、おすすめできるサービスだ。利用者の評判や口コミと、実際に使ってみた私の感想をご紹介しよう。

SNSの評判・口コミは辛口の意見が少ない

まずは、SNS上の評判や口コミからご紹介しよう。

モゲチェック(モゲレコ)の返信が届いたんだけど、思ったよりずっと丁寧でものすごく参考になったよ。

不動産会社の人も教えてくれると思うけど、こういうのは色んなとこから見てもらいたいから、ウェブで気軽に意見教えてもらえるの最高!

出典:X (旧Twitter)

家を買うことが決まって初めて住宅ローンの相談ができるようになるのかな?その時に希望してる金利のローンが組みにくいとか言われたらどうしよう?

とか不安だったので、事前に目安だけでも知れてすごくホッとしました。素晴らしいサービスをありがとうございます!

出典:X (旧Twitter)

一括比較サービスって少し前まではあてになりませんでしたが、AIが入ってから格段と精度向上。私みたいな何度も買い替え組には正直物足りない所もありますが、初めての人はまずここからですね。

出典:X (旧Twitter)

住宅ローン診断(旧モゲレコ)の辛口の口コミは、ほとんど見当たらなかった。

まだリリースから年数が浅いとは言え、モゲチェックでは以前から同様のサービスを人が提供していた。それを改善する形で自動化しているので、目立ったツッコミどころがないのだろう。

「お客さまの声」には改善要望も書かれている

公式サイトに掲載されている「お客様の声」もご紹介しておこう。

たまたま見たYouTubeでモゲチェックの存在を知りました。無料の提案サービスとして取り上げられていたので良さそうだなと思い、モゲレコ(提案サービス)に申し込みました。

申し込んだところ、ローンアドバイザーからのレスが早くてすごく助かりました。銀行の比較表もあったので見やすかったですね。

3銀行(ネット銀行2行とメガバンク1行)を提案されたので全部申し込みましたよ。そこから最も条件のいいものを選べばいいかな、と思いましたので。

出典:公式サイト

検索中に偶然モゲチェックを知りました。いろんな銀行を一括比較できるのであれば便利かもしれないと思い、モゲレコに申し込みました。

申し込みする際、ペアローンに対応していなかった(※モゲチェック注釈:現在は対応可能です)ので、詳細なシミュレーションをしてくれるか、正直不安でした。

提案ではメガバンクが表示されました。ただ、地元の地銀をいくつか比較検討していたので、そういった銀行も提案のラインナップに加えてほしかったです。金利や手数料を横比較したいので。提案書は見やすかったですよ。デザインがいいですね。

ローンアドバイザーのメッセージ対応は非常に良かったです。スピーディーに回答してくれるので助かりました。最初はAIが機械的に対応しているのかなと思っていたのですが、ちゃんと人が個別対応してくれていることがわかったので安心感がありましたね。

まずはモゲチェックから提案してもらったメガバンクと近所にある地銀の両方を申し込んでみて、条件のいい方を選ぼうかなと思っています。

出典:公式サイト

お客様の声を読むと、使ってみた感想だけでなく、改善要望も書かれているのが分かる。モゲチェックでは、そのようなご要望を生かし逐次改善もおこなっている様子だ。

実際に使ってみた感想「漠然としていた不安がパッと晴れた気分」

私も実際に使ってみた。結論から言うと、とても参考になった。入力がカンタンで、結果があっという間に分かるところもうれしい。

実験的に、厚労省や国交省が発表している世帯年収の中央値や分譲住宅の購入金額、自己資金額で入力してみた。その状況でメガバンクやネット銀行の審査が通るのか、一目瞭然になった。

結果は、なかなか厳しい。ふたつの銀行を提案されたが、どちらも融資承認率が「20%」と出た。今の新築住宅は高すぎて、一般的な所得層には高嶺の花になりつつあるようだ。

モゲレコ

上の画像は、住宅ローン診断(旧モゲレコ)の登録後に表示された実際の提案画面の一部だ。

このように自分の状況が可視化されると、結果がよくなくても「対策がいるな」と前向きになれる。上述の提案内容を見て、すぐに以下のことを感じた。

  • 予算を下げる必要がある
  • 中古住宅も選択肢に入れるべき
  • 地場の信用金庫にも相談が必要
  • 住宅価格が落ち着くのを待つ?

この結果は、住宅ローン診断がさまざまなメガバンクやネット銀行を天秤にかけて選んでくれたものである。だから、メガバンクとネット銀行は、どこも期待できないと判断できそうだ。

もしも審査に落ちたら自力で信用金庫などをあたるしかないのか、地場の地銀はどうか。そのへんをモゲチェックのチャットサービスで相談すれば、さらに細かい方針が立てられるだろう。

ナツダ
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モヤモヤがパッと晴れる感じがしました。

なお、審査に通る確率がやや分かりにくい。パーセンテージで表示されるのだが、解釈が難しいのだ。

たとえば「50%」と表示されたら「五分五分か」と思う方が多いだろう。しかし、実際にはもう少し厳しい状態のようだ。

運営会社に確認したところ、目安としては以下の感じらしい。

  • 80%を超えていたら、おおむね承認される
  • 60%を超えていたら、チャレンジする価値あり

住宅ローン診断を試してみた方は、上述の基準を参考に審査に申し込まれるとよいだろう。

なお、住宅ローン診断(旧モゲレコ)は「借り換え」も対応している。今借りている住宅ローンが借り換えでどれくらいお得になるのか、すぐに分かる。

評判や口コミからわかる、住宅ローン診断(旧モゲレコ)の長所と短所

つづいて、メリットとデメリットを切り口に、住宅ローン診断の特徴をご紹介しよう。

利用者の評判や口コミ、そして私が実際に使用して感じたことを総合すると、住宅ローン診断には注意点と魅力がそれぞれ3つずつあると感じる。詳しくご説明しよう。

利用前に知っておきたい3つのデメリット(短所・注意点)

住宅ローン診断は、競合と比較して、見劣りするところがとくにない。むしろ、他社のものよりサービスが充実していると感じる。

たとえば、一般的な住宅ローン比較サイトでは金利による比較しかできない。どのローンが自分に合っているのか、審査に通りそうか、といったことまで分からないのだ。

一方、住宅ローン診断は銀行の審査基準やユーザーの状況に合わせて絞り込みをおこない、審査に通過する可能性の高い銀行を提案してくれる。

ナツダ
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それができるのは、運営会社が提案業務に必要な免許を取得していて、かつフィンテックにたけているからです。

ただし、利用前に知っておいて欲しいことが3つある。

住宅ローン診断(旧モゲレコ)の注意点

  • すべての金融機関が網羅されているわけではない
  • 必ずしも審査通過を保証するものではない
  • 提携ローンも併用するべき

順に説明しよう。

すべての金融機関が網羅されているわけではない

モゲチェックが提携している金融機関は、おもに「メガバンク、地方銀行、ネット銀行」の一部だ (増加中)。信用金庫や労働金庫は、今のところ取り扱いがない。

信用金庫や労働金庫は「審査が柔軟」と言われている。年収や勤続年数が足りない方は、住宅ローン診断(旧モゲレコ)に力不足を感じるかもしれない。

必ずしも審査通過を保証するものではない

また、住宅ローン診断経由で住宅ローンに申し込んだからといって、必ず審査に通過できるわけではない。

銀行の仮審査は独自の審査基準でおこなわれ、本審査では物件の担保価値も見られる。一方、住宅ローン診断は過去に取り扱った住宅ローンの審査結果を分析して、AIで融資承認率を推定している。

このような差があるので、住宅ローン診断の提案に乗ったのに落ちる方が出るケースもあるだろう。仮審査で合格したのに、本審査で落とされるケースもあり得る。

提携ローンも併用するべき

新築マンションや大規模分譲地の販売時は、一般的に提携ローンが用意されている。提携ローンには大きなメリットがあるので、選択肢のひとつとしておきたい。

とくに、住宅ローン特約が重要だ。提携ローンでなければ、付帯できない場合が多い。手数料や登記費用、金利などが優遇されるケースもある。

提携ローンの審査も通しつつ、モゲチェックで探した住宅ローンも混ぜて、最終的にもっとも金利や団信などの条件がいい金融機関を選ぶとよいだろう。

ナツダ
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以上の3点は利用前にご理解のうえ、うまく使っていただくとよいでしょう。

住宅ローン診断(旧モゲレコ)ならではの3つのメリット(長所・魅力)

次は、他の類似サービスではあまり見られない「住宅ローン診断の魅力」をご紹介しよう。

住宅ローン診断(旧モゲレコ)の魅力

  • 自分にぴったりの、借りられる住宅ローンが瞬時に分かる
  • より良い条件で借りられる「ワンポイントアドバイス」が表示される
  • 住宅ローンのプロによるサポートが受けられる

住宅ローン診断を使うと、瞬時に以下のことが実行される。

  1. 借りられる可能性の高いローンを抽出
  2. お客様のニーズや付帯する団体信用生命保険を加味
  3. 住宅ローン診断が最も低いと判断する金利の住宅ローンを提案

住宅ローン診断は、AIを活用したこのサービス(銀行審査に通る確率がわかる融資承認確率モデル)でビジネス特許を取得している。だから、他社は簡単にマネできないのだ。

また、住宅ローン診断では、一人ひとりのお客様用にカスタマイズされた「もっとお得に住宅ローンを借りるためのアドバイス」も提示される。知らなかったことを知る、よい機会になるだろう。

モゲレコ
画像出典:モゲチェック公式サイト

疑問や不安があれば、チャット機能を利用して、住宅ローンコンサルタントに相談することもできる。AIを使った迅速な情報提示と人による手厚いサポートの二段構えが、住宅ローン診断の魅力だ。

住宅ローン診断(旧モゲレコ)とは?どんな悩みに応えてくれるのか

あなたは、ショッピングで「売れています!おすすめ!」と書かれた商品を買い「あれ?私には合わない?」と後悔したことがないだろうか?じつは、住宅ローンでも同じことが起こっている。

あなたにピッタリの、納得できる住宅ローンを見つけ出すことは簡単ではない。それで、多くの方はハウスメーカーや不動産会社があっせんする「提携ローン」や「紹介ローン」を選んでしまう。

自分で近隣の銀行だけ回り、低金利のところを選ぶ方も少なくない。しかし後日、何かの拍子に他の銀行の金利を見たときに、あまりの低さにガク然としてしまうのだ。

ナツダ
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金利が0.1%低いだけで、海外旅行1回分くらいの利息が浮きます。じつは、住宅ローン利用者の4割は、あとで悔しい思いをされています

とは言え、うまくネットで低金利の銀行を見つけた方も、一筋縄ではいかない事態に直面する。じつは、低金利の銀行の融資審査は厳しい傾向があり、誰でも借りられるわけではないのだ。

時間をかけて低金利の銀行を探し出し、審査に申し込んだとしても、落とされたら意味がないだろう。

ガッカリするし、モタモタしているあいだにライバルに買い負けてしまう。だから、住宅ローンを選ぶ際は「審査に通る、最低金利の銀行」を、迅速に探す必要がある。

ナツダ
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しかし、それは難しいので、多くの方が割と適当に住宅ローンを選んでしまうという……。

そんな中「自分にピッタリの住宅ローンをすぐに提案してくれる」「審査に通る確率も分かる」と高い評価を受けているツールがある。それが「住宅ローン診断 (旧モゲレコ)」だ。

モゲチェックの旗艦サービスとして2022年2月にスタート

住宅ローン診断は、株式会社MFSが提供する「モゲチェック」に会員登録すると利用できるツールだ。

モゲチェックは無料で使える「住宅ローン比較・提案サービス」で、すでに20万人以上が使っている。モゲチェックで利用できるおもなサービスは、以下のとおりだ。

モゲチェックが提供する主なサービス

  • 住宅ローンランキング
  • 返済シミュレーション
  • 住宅ローン提案サービス

上述のサービスは、住宅ローン選びをしている方にとって役に立つサービスだろう。しかし、どれほど有用なサービスであろうが、使いにくければ意味がない。

とくに、人がおこなうサービスは提供時間が制限されるので、うまくタイミングが合わないと使えない。

ナツダ
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平日の日中しか開いていない銀行窓口は、多くの方が利用を諦めざるを得ないですよね。

さて「ローンランキング」や「ローンシミュレーション」は、プログラムで無人化しやすそうだ。しかし「住宅ローンの提案」はそう簡単にはいかない。

従来、モゲチェックの「住宅ローン提案サービス」も人を使って提供していた。これを、ITやAIを使うことで自動化に成功したのが、住宅ローン診断だ。

住宅ローン診断に情報(勤務先や年収など)を登録すると、それをもとにピッタリの住宅ローンをすぐさま提案してくれる (即時提案できない時間帯は後述)。

AIによる自動化のメリット

  • お客様に合う住宅ローンを瞬時に判定し、提示できるようになった
  • 提案まで最長3日かかっていたものが、即時提案できるようになった
  • 住宅ローン審査に通る確率も、すぐに判定できるようになった

住宅ローン診断は、なにか疑問や不安を感じたら、コンサルタントにチャットで相談することもできる。人とAI、それぞれの長所を生かす形で顧客の課題解決に役立てているのが分かる。

ナツダ
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顧客と向き合い常にサービスを改良しているところは、好感が持てますね。

モゲチェック住宅ローン診断(旧モゲレコ)で何ができる?なぜ無料?

住宅ローン診断で何ができるのか、具体的に説明しましょう。

住宅ローン探しの面倒ごとを解決してくれる

住宅ローン診断を使うと、住宅ローン探しの面倒ごとを回避できる。

じつは、住宅ローン選びはとても重要な作業なのに、考慮すべき情報が複雑なのだ。たとえば、こんな難関が待ち受けている。

住宅ローン選びの難関

  • 年収や勤務先によって、借入できる金融機関や金利、保障内容が異なる
  • 金融機関によって年齢や勤続年数、雇用形態、物件タイプなどに制限がある
  • 将来起こりそうなリスクを考慮しながら、金利タイプや団信を選択する必要がある
  • 金融機関の融資審査に通るかどうかは、申し込んでみないと分からない

住宅ローンには「A銀行は低金利だけど、自営業に厳しい」とか「B銀行は団信が手厚いけど、中古物件に厳しい」とか「C銀行はシングルマザーOKだけど、独身男性に厳しい」といった特色がある。

それらの情報を全て考慮して、自分に最適なローンを選ぶのは非常に困難である。個人では比較が難しいので、わりと適当に選んでしまい、約半数の方があとでガッカリされているのだ。

住宅ローン診断は、このような各金融機関の審査基準や商品概要をAIによって整理している。あなたの代わりに、登録された個人情報をもとにピッタリの住宅ローンを選んでくれる。

ナツダ
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何枚も何枚も、細かい字で書かれた住宅ローンの商品概要書を読んで、比較する必要がなくなります。

住宅ローン選びがカンタンになる

住宅ローン診断を使うと、住宅ローン選びがカンタンになる。たとえば、こんなことがでる。

自分にぴったりの住宅ローンがわかる

登録情報と銀行の審査基準をもとに、あなたに合う住宅ローンを3つ以下にしぼり込んで即時に提案してくれます。

住宅ローンの比較作業がカンタンにできる

なぜその銀行がオススメなのか、理由をコメントしてくれます。AIが判定した「その銀行の審査に通る確率」も表示されます。

もっとお得に借りる方法がわかる

登録情報をもとに、どうしたらもっとお得に住宅ローンを借りられるのか、アドバイスを提示してくれます。

提案画面から直接審査申込ができる

気に入った住宅ローンが見つかれば、提案画面から審査の申込ができます。わざわざ自分で銀行に行かなくてOKです。

チャットで質問・相談できる

あなた専用のメッセージページが開設され、疑問や不安は住宅ローンコンサルタントにチャットで相談できます。

住宅ローン診断に登録すると、上述のサービスがすべて無料で使える。

なぜ、無料でサービスを提供できるのか

モゲチェックは、サービスの運営に必要な費用を金融機関側からもらっている。しかし、そうなると「キックバックが多い金融機関を優先して提案しているのでは?」と不安になるだろう。

その心配は、あまりしなくてよいだろう。住宅ローンには「金利」という分かりやすい指標があるため、評価を恣意的しいてきにゆがめて勧められない。

ナツダ
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「この銀行はキックバックが大きいから、金利高いけど推しておこう」みたいなことすると、すぐユーザーにバレます。

他にも、モゲチェックは住宅の新築・購入に関わるさまざまなサービス(引っ越し見積もり等)と提携していて、必要な方に案内している。そちらからも、紹介料が入っているのだろう。

だから、住宅ローン診断の利用者が料金を請求されることはない。安心して、使い倒して欲しい。

住宅ローン診断(旧モゲレコ)の利用方法……登録の所用時間は約5分

先述のとおり、住宅ローン診断は「モゲチェック」の旗艦サービスで、会員登録することで利用できる。では、その「会員登録」は簡単にできるのだろうか?

―― 住宅ローン診断の会員登録は、だれでも簡単にできる。あなたに適した住宅ローンを提案するために必要な情報を、フォームに入力するだけだ。5分もあれば、終わる。

入力をスムーズに進めるために、以下の情報を準備しておくとよいだろう。

登録に必要な情報

  • 登録のためのメールアドレスとパスワード
  • 購入したい物件が決定しているなら、その金額や所在地
  • 購入したい物件が未決定なら、大体のご予算
  • 勤務先の業種・職種・雇用形態・従業員数・入社年月日
  • 前年の年収や預貯金の金額

他にもいくつか入力が必要だが、即答できるような質問ばかりだ。

入力が終われば、おすすめの住宅ローンの提案がすぐに表示される。ただし、22時から9時のあいだに申し込んだ場合は、翌営業日のもっとも早い時間に提案が出る。

即時に提案が出る時間帯

  • 9:00~22:00

なお、提案内容はマイページに保存されるので、いつでも再確認できる。再入力も可能なので、条件が変わったときは再確認するとよいだろう。

まとめ:住宅ローン診断(旧モゲレコ)は忙しい人におすすめのサービス

住宅の新築・購入は非常に手間のかかる作業の連続で、関わる人々の時間を大量に奪う。その原因の大部分は、関連法規や建築業界・不動産業界の複雑な慣習にある。

しかし、業界に従事する人間はその複雑さに慣れてしまっていて、お客さまがこうむる面倒が見えなくなっている。そんな固定観念を覆してくれるのが、新規参入組だろう。

モゲチェックも、そのひとつ。AIやフィンテックを駆使して、金融機関でも不動産会社でもハウスメーカーでもない中立の立場から、住宅ローン選びにデジタル革命を起こそうとしている。

ナツダ
ナツダ
これからの時代のサービスを最大限活用して、住宅の新築・購入をラクにしましょう。

住宅ローン診断は、とくにこんな方におすすめだ。

  • 住宅ローンのことを独学する時間がない、お忙しい方
  • 住宅ローン選びで迷っているので、専門家に提案して欲しい方
  • 審査に落ちてまた申し込む、といった遠回りを避けたい方

モゲチェックの「住宅ローン診断」を利用すると、時間やお金の浪費を軽減できる。あなたも住宅ローン診断を利用して、大切な時間やお金を自分のために有効活用されてはいかがだろうか?

なお、住宅ローン診断は物件やハウスメーカーが決定していない段階でも利用可能だ。気になる物件やハウスメーカーが見つかったタイミングで、ご活用いただける。

住宅ローン診断を使えば、あなたの借入可能額のめどが立つ。借入可能額のめどが立てば、家の予算を決めやすくなる。家の予算が決まれば、寄り具体的に家探しができるだろう。

ナツダ
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いいサービスなので、使わないとモッタイナイですよ。

執筆者: ホリカワ ダット

ナツダ
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元住宅営業マンのナツダです。住宅ローンの話をわかりやすく解説します。

7月、日銀が追加の利上げを決定した。今後も利上げに慎重な姿勢を継続するようだが、住宅ローンで変動金利を利用している方のあいだでは「さらに上がるのでは?」と不安が広がっている。

あなたも「借り換えるなら、今では?」と迷っていないだろうか?借り換えは、借り換え前後の金利差が大きいほどメリットがあるので、今後金利が上昇するなら確かに「今がチャンス」と言える。

じつは、モゲチェックという無料のサービスを使うと、誰でも簡単に借り換え効果を確認できる。本稿では、その評判や口コミをご紹介する。あなたも、今のうちにチェックしてみてはどうだろうか。

モゲチェック(借り換え)の評判や口コミを紹介

さっそく、モゲチェックの評判や口コミをご紹介しよう。結論から言うと、否定的な口コミはあるものの、圧倒的に肯定的な口コミのほうが多い。

まずまず、多くの人にとって有用なサービスと言えそうだ。

辛口の口コミ・評判は数が少なく、内容はさまざま

まずは、辛口の口コミや評判からご紹介する。

モゲチェックは当てになりません。私は昨年、借り換えでお世話になりました。

提案された5~6行に事前審査申込を出して、ほとんど否決。1行だけ事前審査に通りましたが、本審査で否決。

出典:e戸建て

モゲチェックは、オペレーターの質が低い。せっかくいいサービスなんだから、顧客満足をよくしたらもっと伸びると思うのに。残念。

出典:X (旧Twitter)

住宅ローン借り換えをモゲチェックで診断したところ、約40万円の低減効果ありと回答。

あくまで総額なので、どこか損益分岐点かなと自身でシュミレーションしたところ、25年後にやっと残高が逆転することが分かり、住替えもあり得るのでメリットにはならないなと。

出典:X (旧Twitter)

モゲチェックを利用すると、借り換えメリットが大きい金融機関を提案してくれる。「借り換えメリット」とは、以下のふたつだ。

  • 総返済額がいくら減るか
  • 月々の返済額がいくら減るか

モゲチェックは、この「借り換えメリット」や「団体信用生命保険の保障」、そして「審査承認率」などを考慮しておすすめの住宅ローンを提案してくれる。

しかし、残念ながら、モゲチェックの提案に乗っても審査で非承認になるケースがあるようだ。

「オペレーターの質が低い」という意見もあるが、これは人によるだろう。本当に担当オペレーターの質が低くかったのかもしれないし、ユーザー側の質問の仕方が悪かったのかもしれない。

じつは私も、自分で使ってみて、使いづらいと感じた点をモゲチェックに伝えている。そのときは、数日で改善されて驚いた。だから、よい印象しかない。

ナツダ
ナツダ
そもそも、オペレーターに相談できることが「類似サービスにはない利点」と感じます。疑問点や不安なことを、何でも相談できます。

損益分岐点のご指摘は、素晴らしい。たしかに、モゲチェックでは損益分岐点が分からない。

じつは、住宅ローンの借り換えには高額の諸費用が発生する。だから、借り換えによる節約額が諸費用額を上回るまでタイムラグがあるのだ。

損益分岐点があまりにも先になるなら、住み替え等でメリットを享受できないまま終わってしまうケースもあるだろう。

肯定的な口コミ・評判では、効果や対応が高評価されている

つづいて、肯定的な口コミや評判をご紹介しよう。

モゲチェックで住宅ローンのシミュレーションをしてみたら、借り換えで安くなることを知ってさっそくお世話に。借換効果は200万円程でした。気付けてよかったです。ありがとうございました。

出典:X (旧Twitter)

年内にはどこで借り換えするか、それとも今の銀行で金利変更してもらうか、決めたいと思います。モゲチェックさんにお世話になっていますが、とても丁寧に対応してくださり助かります。

出典:X (旧Twitter)

私たちに適切な借り換え先を提案していただき、その後も分かりやすく案内していただいたおかげで、無事借り換えを完遂することができそうです。あらためてありがとうございました。

出典:X (旧Twitter)

モゲチェックで住宅ローン借り換えのチェックをしたら、今の住宅ローンが最適とのこと。間違ってなかったと再認識できてよかった。変動金利にしているので、定期的にチェックしよう。

出典:X (旧Twitter)

どうやら、借り換えで100万円以上のメリットを得た方が少なくないようだ。ここでご紹介したもの以外にも、いくつか発見した。そんな方々の口コミは、どれも肯定的だ。

また、否定的な意見で掲載した口コミとは対照的に「丁寧に対応してもらった」「分かりやすく案内してもらった」と書かれている口コミも少なくない。

実際に使ってみた感想「もっと早くチェックしておくべきだった」

つづいて、私が実際に利用してみた感想をご紹介しよう。結論から言うと「もっと、早くチェックしておくべきだった」と感じた。

モゲチェックには、おもな機能が3つある。ランキングとシミュレーション、そして旗艦サービスの「住宅ローン診断 (モゲレコ)」だ。それぞれの感想を書いておこう。

ランキング

モゲチェックの住宅ローンランキングは、分かりやすいし、選びやすい。いくつか条件を設定できるので、自分に合ったランキングを表示できる。

たとえば、こんな項目を設定できる。

  • 住宅ローン残高
  • 現在の金利
  • 残りの借入年数
  • 物件の所在地
  • 年齢
  • 重視するポイント

上述の項目の入力を済ませ、ランキングを表示させると、借り換えメリットも併記してくれる。金融機関の特徴も豊富に載せてくれているので、銀行選びがしやすい。

モゲチェックなら、ランキングを眺めるだけでも銀行選びの基礎情報を取得できるだろう。自力で、借り換え候補を絞り込める。

一方、ランキングは「自分にピッタリの住宅ローンを提案して欲しい」あるいは「人(アドバイザー)に相談したい」という方には向いていない。そんな方には「住宅ローン診断」がおすすめだ。

シミュレーション

モゲチェックでは、借り換えメリットのシミュレーターも提供している。少しの入力ですぐに借り換えメリットが分かるので、取りかかりに使うにはよいだろう。

入力できる項目は、以下のとおりだ。

  • 住宅ローン残高
  • 残高のうちボーナス返済分
  • 返済が終わる時期
  • 現在の金利
  • 現在の金利タイプ
  • 借り換え後の希望金利

上述の項目を入力してシミュレーションすると、現在と借り換え後の比較表形式で結果が出力される。総返済額や毎月返済額の減額効果が一目瞭然で分かるので、借り換えの全体像をつかみやすい。

しかし、簡易的なシミュレーションは先述の「ランキング」でも表示できる。しかも、ランキングのほうのシミュレーションは、各金融機関の金利で借り換えメリットを計算してくれる。

だから、あえてシミュレーションを利用する意味は薄いように感じた。時間を節約したい方は、ランキングだけチェックすればいいだろう。

住宅ローン診断 (借り換え)

住宅ローン診断(旧モゲレコ)は、モゲチェックの旗艦サービスだ。利用すると、プログラムやAIを使って、自分にピッタリの住宅ローンを提案してくれる。

実験的に「残債2500万円、金利0.875%、残りの返済期間20年」で提案を受けてみた。15年前に4000万円の融資を受け、1500万円ほど返し終わった設定だ。

モゲチェック

モゲチェック

上の画像は、住宅ローン診断(借り換え)の登録後に表示された実際の提案画面の一部だ。既出のランキングと結果が違うので、やはり私用にカスタマイズされた結果なのだろう。

他の類似サービスでは、このような自分の状況に合わせてカスタマイズされた提案は受けられない。使わないともったいないサービスなので、あなたも体験してみて欲しい。

入力は5分程度で終わる。入力前に準備しておきたい情報は、以下のとおりだ。

住宅ローン関連 お勤め先関連
  • 住宅ローンを借りている金融機関
  • 返済残高
  • いつ返済が終了するか
  • 現在の金利タイプ
  • 現在の金利
  • 業種と職種
  • 雇用形態
  • 従業員数
  • 入社年月
  • 前年の年収
  • 預貯金・有価証券などの総額

他にも入力項目はあるが、即答できるようなものばかりだ。

実際に使ってみた感想は「もっと、早くチェックしておくべきだった」だ。借り換えメリット(返済総額がいくらくらい減るか、月々の返済額がいくらくらい減るか)の目安が、すぐに分かる。

今回は5社の提案が出て、合計41~65万円の減額効果があると試算された。もっと早くチェックしておけば、さらに減額できていただろう。

ナツダ
ナツダ
借り換えは、返済残高や残りの返済年数が多いほどメリットが大きくなります。

これだけ返済額を減額できたら「投資に回す、家族で旅行に行く、子どもの学資の足しにする」といった手も打てる。借り換えをするかしないかで、将来が大きく変わると感じた。

あなたも、住宅ローン診断を試してみてはいかがだろうか。なかなか、興味深い体験ができるだろう。

住宅ローン診断(借り換え)を使ってみて分かったメリットとデメリット

つづいて、住宅ローン診断(借り換え)を使ってみて分かったメリットとデメリットをご紹介しよう。

デメリットは、提携金融機関の絶対数が少ないこと

住宅ローン診断は、提携金融機関数が少ないと感じた。今の提携数でもじゅうぶん質の高いサービスが受けられるのだが、「本当にこの銀行がベストなの?」という一抹の不安を感じてしまう。

モゲチェックが提携している金融機関数は、20社くらいだ (2024年2月時点、モゲチェックに直接確認)。絶対数としては、多くない数字だろう。

メガバンクやネット銀行は、だいたいカバーできている。一方、ろうきんや信用金庫は提携できていない。地銀も少ない ―― というのが、住宅ローン診断の現状だ。

ナツダ
ナツダ
メガバンクとネット銀行、一部の地銀と提携できているので、ほぼ全国どこでもカバーできます。

提携数が少ないと、どうなるのだろうか?全国カバーできているのに、何が問題なのだろうか?

現在、住宅ローンを取り扱っている金融機関は1000社以上ある。その中の20~30社しか選択肢に乗らないとすると、先述のとおり「本当にこの銀行がベストなの?」と不安になるのだ。

また「審査に通る確率」が表示されないところも残念だ。新規借入用の住宅ローンは表示されるが、借り換え用の住宅ローン診断は表示されないのだ。わりと参考になる指標なので、何とかして欲しい。

「審査に通る確率」は、モゲチェックの差別化要素にもなっている。これがないとなると、他社サービスと比較した際の優位性が薄れていると言えるだろう。

さらに、住宅ローン診断が提案してくれたからっと言って審査に通るとは限らない点も留意が必要だ。とりわけ以下の条件に当てはまると、銀行の審査で非承認になる可能性が上がるようだ。

  • 返済実績が短い、あるいは遅延がある
  • 転職していて勤続年数が短い
  • 収入が下がっている
  • 借入額が増えている
  • 健康状態が悪くなっている
  • 住宅の担保価値が下がっている

「本当にこの銀行がベストなの?」あるいは「審査に通るかな?」と不安を感じた方は、住宅ローン診断のチャット機能を使ってアドバイザーに相談するといいだろう。しっかり意見をくれる。

メリットは、自分にピッタリの住宅ローンがすぐに分かること

住宅ローン診断(旧モゲレコ)を使うと、自分にピッタリの住宅ローンがあっという間に分かる。とにかく簡単で、便利なところがいい。借り換えメリットも、一目瞭然になる。

店舗に出向いたり人と話す必要はなく、24時間いつでもご自宅から、スマホやパソコンを使って申し込みできる。これは、大きなメリットと言っていいだろう。

また、ちゃんとアドバイザーに相談したい方は、チャットも利用できる。まとめると、以下の方にはおすすめできるサービスだ。

  • 情報収集や銀行探しをしている時間がない人
  • 自分で住宅ローンを選ぶのが面倒な人
  • 誰かに提案してもらいたい人

また、モゲチェックを運営している株式会社MFSは、数々の金融機関やユーザーと接点を持っているので、現場の生きた情報を豊富に持っている。これも、サービスに生かされていると感じる。

たとえば、審査で不利と思われがちなスタートアップにお勤めの方でも、モゲチェックに相談すると柔軟に対応してくれる金融機関を紹介してもらえる。

株式会社MFSのCOO・塩澤氏の発信をご紹介しておこう。

スタートアップ役員・社員向け住宅ローンですが、借り換えもやってま~す。 先日、スタートアップご勤務の方で金利0.45%への借り換え承認がおりました。借り換えメリット額がなんとなんと1,500万円!!!

出典:X (旧Twitter)

似たような状況の方は、他社の類似サービスでは自分にピッタリの住宅ローンを見つけられないだろう。あっせんに必要な免許と、チャット相談窓口を持っているモゲチェックならではの対応例だ。

一般的なサラリーマンではない方は、ぜひチャット相談を有効活用したいところだ。プログラムやAIによる自動提案よりさらに、あなたを課題解決に導くアドバイスが受けられるだろう。

モゲチェックとは?手数料が高い?運営会社が怪しい?

モゲチェックに興味を持たれた方のために、もう少し、その概要について解説しておこう。

モゲチェックは利用者が「自分にピッタリの、お得な住宅ローン」を選べるように、インターネット上でさまざまなサポートを提供している。

サービス名の由来

「モゲ」は「モーゲージ (mortgage)」の略で、モーゲージは住宅ローンを指す英単語。「モゲチェック」でサービスの内容や目的(住宅ローンのことをチェックしよう)を表わしている。

今のところ、モゲチェックのように「顧客にぴったりの住宅ローンを絞り込んで提案するサービス」は他にない。

類似の競合サービスでは、金利等の指標で住宅ローンランキングや返済シミュレーションを提示している。年収等の個人の条件に合わせて住宅ローンを絞り込むことは、できていない。

貸金業の免許を取っていない競合は、審査申込手続の代行もできない。「住宅ローンの比較・提案サービス」の中では、モゲチェックが頭ひとつ抜けている印象だ。

なぜ、モゲチェックは無料・手数料不要で使えるのか

なぜ、モゲチェックは無料で使えるのだろうか?―― その答えは「モゲチェックは、サービスの運営に必要な費用を金融機関側からもらっているから」だ。

そうなると「キックバックが多い金融機関を優先して提案しているのでは?」と不安になるかもしれない。しかし、その心配はあまりしなくてよいだろう。

ナツダ
ナツダ
住宅ローンには「金利」という分かりやすい指標があるため、評価を恣意的にゆがめて勧められません。

モゲチェックも、サービス開始当初は対面コンサル型の有償サービスだった。しかし、フィンテックとインターネットを使った非対面の比較・提案サービスに変わっていく過程で、無料化されている。

この方向転換で、モゲチェックの会員数は大きく増えた。2024年8月末時点で、利用者数が30万名を突破している。

また、住宅の新築・購入に関わるさまざまなサービス(引っ越し見積もり等)と提携していて、必要な方に案内している。そちらからも、紹介料が入っているのだろう。

だから、モゲチェックは利用者から料金を請求することなくサービスを運営できているのだ。

モゲチェックの運営会社に「怪しい」要素はなし

モゲチェックの運営会社は「株式会社 MFS」だ。まだ社名の認知度が低いので「怪しい会社?」と思う方がいても不思議ではない。実際のところ、どうなのだろうか?

結論から言うと、怪しくない。なぜそう言えるのか、いくつか理由を説明する。

  • 何度か質問を投げかけてみた結果、回答の印象がよかった
  • 代表取締役の著書の内容が、とても勉強になった
  • 経営陣やスタッフが、金融機関出身者や住宅ローンの実務経験者
  • 主要株主が、そうそうたる面々で安心感がある
  • 必要な免許をしっかり取得していて、スタッフの資格取得にも前向き

順に説明していこう。

何度か質問を投げかけてみた結果、回答の印象がよかった

じつは、モゲチェックのことを本サイトで解説するにあたり、私も「大丈夫な会社かな?」と心配になった。それで、自分で試してみて、何度か運営会社に質問を投げかけてみたのだ。

その結果、私の質問に真摯かつスマートにご回答いただけた。怪しい印象は、一切受けなかった。

代表取締役の著書の内容が、とても勉強になった

代表取締役CEO・中山田氏の著書も拝読した。住宅業界で長年働いた私でも勉強になる内容だった。とくに、団信の解説が秀逸だ。

こちらも、怪しい印象は一切受けなかった。あなたも読んでみてはいかがだろうか?

経営陣やスタッフが、金融機関出身者や住宅ローンの実務経験者

株式会社MFSの経営陣やスタッフは、金融機関出身者や住宅ローン実務に携わってきたメンバーで構成されている。住宅ローンに精通している、と言っていいだろう。

銀行や審査の内情、フィンテックにも明るい。取締役COO・塩澤氏の発信は、必見だ。

主要株主が、そうそうたる面々で安心感がある

主要株主も、以下のとおりそうそうたる面々だ。

経営陣、Z Venture Capital、ゴールドマン・サックス、Bonds Investment Group、グロービス・キャピタル・パートナーズ、マネックスベンチャーズ、電通国際情報サービス、電通イノベーションパートナーズ、新生企業投資、中銀リース(中国銀行グループ)、ディープコア、日本ベンチャーキャピタル、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ

出典:会社概要

必要な免許をしっかり取得していて、スタッフの資格取得にも前向き

代理店を営むうえで必要な貸金業登録番号(東京都知事 第31690号)や、宅建業免許番号(東京都知事 第107360号)もしっかり取得している。

社員の「貸金業取引主任者」の資格取得にも、積極的だ。

モゲチェックは直接お金を貸すわけではないですが、サービス形態・事業内容から貸金業にあたります。

弊社社員は貸金業取引主任者の受験が必須となっており、今回も複数名の合格者がでました!

事業に関連する法令規則を理解し適切なサービス運営会社を心がけていますので、安心してご利用ください!

出典:モゲチェック公式X (旧Twitter)

以上を総合して考えると、株式会社MFSを怪しむ要素はとくにないと感じる。安心して、モゲチェックをご活用いただいてよいのではないだろうか。

まとめ:モゲチェック(借り換え)の評判や口コミ

モゲチェックの評判や口コミは「良好」と言える。辛口の意見より、好意的な意見のほうが圧倒的に多く見られる。とは言え、メリットだけでなくデメリットもあるので、しっかり把握しておきたい。

もっとも留意したいのが「提携金融機関」だ。ろうきんや信用金庫が、入っていない。地銀も少ない。ネット銀行やメガバンクと相性が悪い方は、モゲチェックでは物足りないかもしれない。

一方、あっという間に借り換えメリットが分かるお手軽さは秀逸だ。疑問点や不安なことを、アドバイザーに質問できるのもうれしい。借り換えをご検討中の方は、体験してみてはいかがだろうか。

執筆者: ホリカワ ダット

モゲチェックの評判や口コミは?怪しい要素やデメリットはある?

ナツダ
ナツダ
元住宅営業マンのナツダです。住宅ローンの話をわかりやすく解説します。

住宅ローン選びは難しい。提携ローンや不動産会社等の紹介ローンを選べばラクになるが、それはそれで「これでいいの?」「もっと低金利のものがあるけど?」と不安を感じることになる。

そんなときに活用したいのが「モゲチェック」だ。だれでも簡単に、低金利かつ団信の充実した住宅ローンを探せる。審査に通る確率も推定してくれるので、ムダな申し込みも減らせるだろう。

本稿では、モゲチェックの評判や口コミ、そして私が実際に使ってみた感想をご紹介する。あなたも、モゲチェックで「自分にピッタリの住宅ローン」を見つけてみてはいかがだろうか。

モゲチェック住宅ローン診断の評判や口コミを紹介

モゲチェックの使い心地は、どうなのだろうか?実際のところ、役に立つのだろうか?怪しい要素やデメリットは、ないのだろうか?

結論から言うと、役に立つしデメリットも少ない。怪しい要素も見当たらないので、おすすめできるサービスだ。利用者の評判や口コミと、実際に使ってみた私の感想をご紹介しよう。

評判や口コミは、肯定的な意見が多い

SNSや口コミ掲示板でモゲチェックの評判を探してみたところ、辛口の口コミより肯定的な口コミのほうが圧倒的に多かった。いくつか掲載したい。

まずは、辛口のご意見からご紹介したあと、肯定的なご意見をご紹介しよう。

辛口の口コミ・評判

いくつか住宅ローンの審査を受けたけど、私は属性がよくないから、0.3%程度の最優遇の変動金利は通らず。変動金利だと、最もよいもので0.575%だった。

出典:X (旧Twitter)

モゲチェック使ってみたものの、提案ゼロ。自分で直接銀行に申し込んで、5行中4行は審査通って、auじぶん銀行で最優遇取った。

たぶん普通の人ならモゲチェックでいいのだと思うけど、色々面倒な経歴だと、モゲチェックでは残念ながら門前払いされるのかな。

出典:X (旧Twitter)

住信SBIの対面が変動0.39で団信もいいのに、モゲチェックとか価格コムでランキング低いのが謎。郵送か来店必要だからか?

同じ住信のネット専用は上位の傾向だけど、それより条件いい気がするのに。

出典:e戸建て

モゲチェックには載っていないけど、地銀で、40年の全期間固定で1.05%とかある。私は、先月融資実行で0.95%だった。それだと、3回の利上げで追いつく計算になる。

出典:X (旧Twitter)

モゲチェックが提供する住宅ローン診断(旧モゲレコ)を利用すると、あなたに合った住宅ローンを提案してくれる。しかし、その提案に乗っても非承認になるケースがある点は留意が必要だ。

また、経済的属性(年収や勤続年数など)に懸念を抱えている方は、提案が出ないケースもある。そのような方は、不動産会社の営業マンにお世話してもらうほうが適切かもしれない。

好意的な口コミ・評判

僕は、昨年マイホームを購入しました。その際にモゲチェックを利用したおかげで、損せずに済みました。営業マンがすすめる銀行で契約してたら、大損するところでした。

出典:X (旧Twitter)

「住宅ローンの事前審査に通らない」ってつぶやいたら、モゲチェックの塩澤さんからDMもらって、モゲチェック経由でとある銀行紹介もらった。

どうせ無理だろと思ってたら、通った。モゲ澤やべぇ。まじでスタートアップ界隈のやつ、ローンは塩澤さんに相談しろ。しかも、全然条件いい。

出典:X (旧Twitter)

借り換えを検討する機会があり、モゲレコにてauじぶん銀行とPayPay銀行に審査を申し込み、本審査無事通りました。どちらも今の金利より半分以下になり団信も充実しており魅力的です。

出典:X (旧Twitter)

モゲチェックを使って借り換えシミュレーションをしてみました。すると、「適切なローンをお借り入れされています。借り換えの必要はありません。」という結果が出ました。

こういう結果が出るとは思っていませんでしたが、自分の組んでいるローンが適切だと教えてくれるなんて、良心的だと思いました。

出典:みん評

ここであげた口コミの要点をまとめると、以下のようになるのではないか。

  • 低金利の銀行を紹介してくれる
  • 銀行選びの手間が省けた
  • 借り換えで返済総額を圧縮できた
  • 無理に利用を勧めてこない

上にまとめた要点は、モゲチェックの長所を的確に表わしている。このようなメリットに魅力を感じる方は、モゲチェックを試してみるとよいだろう。

お客さまの声には、改善要望も書かれている

モゲチェックは、公式サイトに「お客さまの声」を掲載している。参考になりそうな箇所を抜粋して、ご紹介しておこう。

ちょうど物件が見つかり、不動産会社からもローンの紹介を受けました。地銀とメガバンクです。

営業担当の人にモゲチェックのことをお伝えしたところ、「モゲチェックはあまり信頼できない。ランキング上位にあるネット銀行は中古の築古物件だと審査結果が厳しくなり、あてにならない」と言われてしまい、「え、どうしよう……」と不安になりました。

ただ、個人的には安い金利でローンを組みたいので、モゲレコで提案されたネット銀行に申し込みました。

現在、無事に事前審査を通過し、これから本審査です。審査に落ちたとしても損するわけではないので、不動産営業の言いなりになるのではなく両方のローンを申し込み、条件のいい方を選びたいと考えています。

出典:モゲチェック公式サイト

モゲチェックが自分の代わりに申し込んでくれるので楽で良かったです。

ただ、申込後に地銀Bとのやりとりが発生するのですが、メールだったのが面倒に感じましたね。モゲチェックの画面の中で完結できればと。

加えて、申込後の流れが図解されているといいなと思いました。銀行・モゲチェック・不動産会社の役割分担が頭にイメージできたほうが安心感につながりやすい。

改善してほしい点はあったのですが、結局のところ低金利での満額回答が得られたので、モゲチェックを使ってよかったと思います。

出典:モゲチェック公式サイト

お客様の声を読むと、使ってみた感想だけでなく、改善要望も書かれている。モゲチェックは、そのようなご要望をもとに逐次改善をおこなっているようだ。

じつは私も、利用した際に「不便」と感じたことを運営会社にお知らせした。すると、たった2日後に改善・反映されたので驚いた。モゲチェックは、ユーザーの声を大事にするサービスだと感じる。

実際に使ってみた感想「漠然としていた不安がパッと晴れた気分」

私も実際に使ってみた。結論から言うと、とても参考になる。住宅ローンのアレコレが分かり、視界がとてもクリアになった気分だ。

モゲチェックには、おもな機能が3つある。ランキングとシミュレーション、そして旗艦サービスの住宅ローン診断(旧モゲレコ)だ。それぞれの感想を書いておこう。

ランキング

ランキングを確認すると、モゲチェックがおすすめする住宅ローンをチェックできた。

モゲチェックのランキングは「金利」に「団信の価値」を加味して順位付けしてくれている。昨今、銀行間の金利差が少なくなっているので、団信も加味した結果を表示してくれるのはうれしい。

他にも「おすすめポイント」が詳細に書かれていたり、一歩踏み込んで「審査通過が難しい条件」まで載せたりしてくれているところも好感が持てる。

シミュレーション

利用できるシミュレーションは、以下の3つだ。

  • 借入可能額
  • 毎月の返済額
  • 借り換えメリット額

「借入可能額」と「毎月の返済額」をシミュレーションすると、住宅購入の予算や毎月の返済額の目安が分かる。このふたつの数字が分かると、モヤモヤがパッと晴れた気分になった。

借り換えメリット額のシミュレーションも、借り換え後にどのくらいお得になるのか一目瞭然になる。大いに「借り換える/借り換えない」の方針を決断するヒントになるだろう。

住宅ローン診断(旧モゲレコ)

住宅ローン診断を使うと、あなたにピッタリの住宅ローンを提案してくれる。これが、素晴らしい。入力が簡単で、結果もあっという間に分かる。

実験的に、厚労省と国交省が発表している世帯年収の中央値や分譲住宅の購入金額、そして自己資金額で入力してみた。その状況でメガバンクやネット銀行の審査が通るのか、一目瞭然になった。

結果は、なかなか厳しい。ふたつの銀行を提案されたが、どちらも融資承認率が「20%」と出た。今の新築住宅は高すぎて、一般的な所得層には高嶺の花になりつつあるようだ。

モゲチェック

上の画像は、住宅ローン診断の登録後に表示された実際の提案画面の一部だ。

このように自分の状況が可視化されると、結果がよくなくても「対策がいるな」と前向きになれる。上述の提案内容を見て、すぐに以下のことを感じた。

  • 予算を下げる必要がある
  • 中古住宅も選択肢に入れるべき
  • 地場の信用金庫にも相談が必要

この結果は、住宅ローン診断がさまざまなメガバンクやネット銀行を天秤にかけて選んでくれたものだ。だから、メガバンクとネット銀行は、どこも期待できないと判断できそうだ。

もしも審査に落ちたら自力で信用金庫などをあたるしかないのか?地場の地銀はどうなのか?そのへんをコンサルタントにチャットで相談すれば、さらに細かい方針が立てられそうだ。

ナツダ
ナツダ
モヤモヤが晴れ、具体的に行動したい気分になります。

モゲチェックを使ってみて分かった、メリットとデメリット

つづいて、モゲチェックを使ってみて分かったメリットとデメリットをご紹介しよう。

デメリットは、提携金融機関の絶対数が少ないこと

まずは、不便と感じたところを3つご紹介する。

  • 提携金融機関の絶対数が少ない
  • 提携ローンのような審査優遇は期待できない
  • 審査に通る確率がやや曖昧

それぞれ、詳しく解説しよう。

提携金融機関の絶対数が少ない

モゲチェックが提携している金融機関数は、20行くらいだ (2024年2月時点、モゲチェックに直接確認)。絶対数としては、多くない数字だろう。

ただし、メガバンクやネット銀行はだいたいカバーできているので、全国どこでも対応できている。一方、ろうきんや信用金庫は提携できていない。地銀も少ない。

ナツダ
ナツダ
信用金庫や地元の地銀を選択肢に入れている方は、注意が必要です。モゲチェックを頼れませんので、自力で申し込まねばなりません。

信用金庫は地域活性を目的とした非営利法人で、営利を目的とする銀行(株式会社)より審査が柔軟と言われている。

では、銀行を主要な提携先とするモゲチェックに、住宅ローンの提案を求めるとどうなるか ―― 。イレギュラーな要素を多く持つ方に対して、厳しい結果が提示されやすくなるのだ。

とりわけ以下の条件に当てはまる場合は、提案数が減るか、提案がまったく出ないケースもあるだろう。

  • 自営業
  • 単身者
  • 旧耐震基準の物件
  • 小規模な会社に勤務
  • 年収400万円未満
  • 年収に対し借入額が7倍超え
  • リフォーム費用も含めて借入

もしも、上述の条件に当てはまるようなら、モゲチェックと信用金庫、あるいは労働金庫(ろうきん)の併用をおすすめする。

提携ローンや紹介ローンのような審査優遇は期待できない

モゲチェックに提携ローンや紹介ローンのような審査優遇は期待できない、と感じた。

ハウスメーカーや不動産会社は、金融機関と提携して顧客に住宅ローンを斡旋している。この「提携住宅ローン」はスムーズに申込が進み、審査スピードも早い傾向がある。

審査に通りやすい住宅ローンも、紹介してくれる。たとえば、個人事業主の方だったら「お勤め先」を重視しない金融機関を紹介してくれるだろう。

ナツダ
ナツダ
ろうきんや信用金庫も、選択肢に含めてくれます。

一方、モゲチェックはどうか?―― 今のところ、スムーズさや審査スピードでは提携住宅ローンのほうが上だろう。

とは言え、モゲチェックは住宅ローン審査の申し込み代行もやってくれる (代行していない銀行もあり)。オンラインで提案を受け、そのまま審査申し込みを依頼できる利便性は高いだろう。

提携住宅ローンの紹介を受けられる方は、モゲチェックも併用してみて、金利や団信などの条件を比較してみてはどうだろうか?

審査に通る確率がやや曖昧

モゲチェックが提示する「審査に通る確率」が、やや分かりにくい。パーセンテージで表示されるのだが、解釈が難しい。

たとえば「50%」と表示されたら「五分五分か」と思う方が多いだろう。しかし、実際にはもう少し厳しい状態のようだ。

運営会社に確認したところ、目安としては以下の感じらしい。

  • 80%を超えていたら、おおむね承認される
  • 60%を超えていたら、チャレンジする価値あり

住宅ローン診断は過去に取り扱った住宅ローンの審査結果を分析して、AIで融資承認率を推定している。一方、銀行の仮審査は銀行独自の審査基準でおこなわれ、本審査では物件の担保価値も見られる。

だから住宅ローン診断の「審査に通る確率」は参考程度にしておき、高くても過信せず、低くても諦めずに対策を怠らないほうがよいだろう。対策については、チャットで相談できる。

メリットは、住宅ローン診断(旧モゲレコ)が使えること

類似サービスと比較すると、住宅ローン診断の特異さと優秀さが際立つ。住宅ローン診断こそ、モゲチェック最大のメリットと言えるだろう。

住宅ローン診断を使うことで得られる便益について、もう少し説明しておこう。

自分にピッタリの住宅ローンを提案してもらえる

繰り返しになるが、住宅ローン診断を使うと自分にピッタリの住宅ローンを提案してもらえる。AI判定による融資承認確率もチェックできる。面倒な住宅ローン選びから、解放されるだろう。

また、不安や悩みがあれば、アドバイザーに相談することもできる。AIと人間の、二段構えのサービスなのだ。このようなメリットがそろっている同種のサービスは、今のところ他にない。

営業電話がかかってくることも、営業資料が送られてくることもない。モゲチェックは、競合サービスより頭3つ分くらい抜きん出ている印象だ。

住宅ローン診断(旧モゲレコ)は借り換えにも使える

住宅ローン診断は、新規住宅ローンのお借り入れだけでなく、借り換えにも対応している。そもそも、モゲチェックは「借り換えアプリ」からスタートしたサービスであり、借り換えも得意なのだ。

住宅ローンの金利や団信の保障は、金融機関によって異なる。今よりも条件のよい住宅ローンに借り換えることで、利息を減額したり、団信の保障を充実させたりできる。

「金利1%以上、ローン残高1000万円以上、残りの返済期間10年以上、団信にがん補償が付いていない」のどれかに当てはまる方は、住宅ローン診断で住宅ローンの見直しを試してみてはいかがだろうか。

モゲチェックとは?手数料が高い?運営会社が怪しい?

「モゲチェック、いいかも」と思った方のために、巷談にも触れておこう。

モゲチェックは「手数料が高い」「運営会社が怪しい」と思っている方がおられるようだが、実際のところどうなのだろうか?

結論を言うと、度々お伝えしているように、モゲチェックは無料で使える。運営会社もしっかりしている。

モゲチェックは手数料不要・気軽に無料で使える

モゲチェックは、住宅ローン選びを無料でサポートしてくれるサービスだ。利用者は「自分にピッタリでお得な住宅ローン」を簡単に見つけ、モゲチェック経由で審査に申し込むことができる。

「モゲ」は「モーゲージ (mortgage)」の略で、モーゲージは住宅ローンを指す英単語である。「モゲチェック」でサービスの内容や目的(住宅ローンのことをチェックしよう)を表わしている。

昨今、住宅ローンが複雑化していて、選び方相談の需要が高まっている。そんな中、モゲチェックも大きく成長していて、2024年8月末時点で、利用者数が30万名を突破している。

モゲチェックでは、以下のことがすべて無料でできる。

  • 住宅ローンランキング
  • シミュレーション
  • 住宅ローン診断(AI判定)
  • お役立ちコラム
  • 住宅ローン管理ツール

繰り返しになるが、とりわけ「住宅ローン診断 (旧モゲレコ)」が優秀だ。住宅ローン診断は、住宅ローン選びツールのスタンダードになるのではないか?と感じるほどポテンシャルがある。

モゲチェックを利用するなら、住宅ローン診断は必ず試しておきたい

モゲチェックを利用するなら、住宅ローン診断(旧モゲレコ)は必ず試しておきたい。住宅ローン診断を利用すれば以下の便益を得られるので、かなり住宅ローン選びがラクになる。

  • 自分にピッタリの住宅ローンを3つ以内に絞り込んで紹介してくれる
  • おすすめの理由と審査に通る確率がわかる
  • よりおトクに借りるためのアドバイスも提示してくれる
  • 住宅ローンのプロに質問や相談することも可能

金利や団信などの基本情報は、類似サービスでも分かる。だから、とりわけ住宅ローン診断で注目すべきは「審査に通る確率」だ。

運営会社の株式会社MFSは、この融資承認率の「AI判定」モデルで特許を取っている。よって、他の住宅ローン比較サービスでは「審査に通る確率」まで分からない。

あらかじめ審査に通るかどうか推定できれば、高確率の金融機関を選んで住宅ローンを申し込める。ムダな「審査落ち体験」を減らせるので、住宅ローン選びがラクになるだろう。

モゲチェックの運営会社に「怪しい」要素はなし

モゲチェックの運営会社は「株式会社 MFS」だ。まだ社名の認知度が低いので「怪しい会社?」と思う方がいても不思議ではない。実際のところ、どうなのだろうか?

結論から言うと、怪しくない。なぜそう言えるのか、いくつか理由を説明する。

  • 何度か質問を投げかけてみた結果、回答の印象がよかった
  • 代表取締役の著書の内容が、とても勉強になった
  • 経営陣やスタッフが、金融機関出身者や住宅ローンの実務経験者
  • 主要株主が、そうそうたる面々で安心感がある
  • 必要な免許をしっかり取得していて、スタッフの資格取得にも前向き
  • そもそも、住宅ローンのランキングは不正に操作しづらい

順に説明していこう。

何度か質問を投げかけてみた結果、回答の印象がよかった

じつは、モゲチェックのことを本サイトで解説するにあたり、私も「大丈夫な会社かな?」と心配になった。それで、自分で試してみて、何度か運営会社に質問を投げかけてみたのだ。

その結果、私の質問に真摯かつスマートにご回答いただけた。怪しい印象は、一切受けなかった。

代表取締役の著書の内容が、とても勉強になった

代表取締役CEO・中山田氏の著書も拝読した。住宅業界で長年働いた私でも勉強になる内容だった。とくに、団信の解説が秀逸だ。あなたも読んでみてはいかがだろうか?

経営陣やスタッフが、金融機関出身者や住宅ローンの実務経験者

株式会社MFSの経営陣やスタッフは、金融機関出身者や住宅ローン実務に携わってきたメンバーで構成されている。住宅ローンに精通している、と言っていいだろう。

銀行や審査の内情、フィンテックにも明るい。取締役COO・塩澤氏の発信は、必見だ。

主要株主が、そうそうたる面々で安心感がある

主要株主も、以下のとおりそうそうたる面々だ。

経営陣、Z Venture Capital、ゴールドマン・サックス、Bonds Investment Group、グロービス・キャピタル・パートナーズ、マネックスベンチャーズ、電通国際情報サービス、電通イノベーションパートナーズ、新生企業投資、中銀リース(中国銀行グループ)、ディープコア、日本ベンチャーキャピタル、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ

出典:会社概要

必要な免許をしっかり取得していて、スタッフの資格取得にも前向き

代理店を営むうえで必要な貸金業登録番号(東京都知事 第31690号)や、宅建業免許番号(東京都知事 第107360号)もしっかり取得している。

社員の「貸金業取引主任者」の資格取得にも、積極的だ。

モゲチェックは直接お金を貸すわけではないですが、サービス形態・事業内容から貸金業にあたります。

弊社社員は貸金業取引主任者の受験が必須となっており、今回も複数名の合格者がでました!

事業に関連する法令規則を理解し適切なサービス運営会社を心がけていますので、安心してご利用ください!

出典:モゲチェック公式X (旧Twitter)

そもそも、住宅ローンのランキングは不正に操作しづらい

ランキング操作については、それほど心配しなくていいだろう。住宅ローンには「金利」という分かりやすい指標があるため、評価を恣意的にゆがめて勧められない。

ナツダ
ナツダ
「この銀行はキックバックが大きいから、金利高いけど推しておこう」みたいなことすると、すぐユーザーにバレます。

以上を総合して考えると、株式会社MFSを怪しむ要素はとくにないと感じる。安心して、モゲチェックをご活用いただいてよいのではないだろうか。

まとめ:モゲチェックの評判や口コミと、メリット・デメリット

モゲチェックの評判や口コミは「良好」と言える。辛口の意見より、好意的な意見のほうが圧倒的に多く見られる。とは言え、メリットだけでなくデメリットもあるので、しっかり把握しておきたい。

もっとも留意したいのが「提携金融機関」だ。ろうきんや信用金庫が、入っていない。地銀も少ない。ネット銀行やメガバンクと相性が悪い方は、モゲチェックでは物足りないだろう。

一方、住宅ローン提案の質は秀逸だ。金利と団信を考慮したおすすめの銀行を紹介してくれるだけでなく、審査に通る確率も推定してくれる。参考に申し込みをすれば、非承認を減らせるだろう。

執筆者: ホリカワ ダット

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執筆者: 倹約家のアルマ編集部